復活したコブシの苗
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クヌギの活着率が悪いという話を書いたのですが、自前の苗を植えてみようと思い、六兼屋の庭に自生している椚の実生を掘り起こして、山に移植してみました。左の2枚が移植した苗です。葉の色が違うのは、実生がでていた場所の違いです。葉の色が濃い方が、日陰に出ていたもの、なのかな。3枚目は、抜いてバケツに入れてある実生。とりあえず7株とってみましたが、クヌギは小さいときから根が深いので、切れてしまったものもあり、どこまでつくかわかりません。中にはまだドングリがついていて、養分をドングリからもらっているものも。こういう苗はつきがよさそう。いちばん右は、六兼屋の給湯器の横に出てきた実生。これで4年生ぐらい。場所が悪いので、成長力はありません。いずれ切らなければなんだけど、おもしろいのでそのままにしています。
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前の記事で、虫にやられてやばそうと報告した紅梅なんですが、虫を捕ったことが効果が合ったようで、元気に育ち始めました。まだ予断を許しませんが、葉もしっかりしてきたので、このまま育ってくれるのではないかと思います。がんばってほしい!
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6月も中旬になり、梅雨入り後です。といいつつ、例によって梅雨入り宣言があると、しばらく晴天なんですよね。6月生まれの僕がいうので間違いないんですが、みんな6月は雨の季節と思ってますよね。実は6月はけっこう夏なんです。蒸し暑い日はあるけれど、意外に雨は少ない(関東あたり)。実際に雨が多くなるのは、6月の後半、25日前後からで、7月20日の夏休みに入るころまでが、本当の雨の季節です。
で、6月17日の「ヤマガラの森」は、雨上がりのあとの晴天で、苗木も元気です。あちこちに着いていたアブラムシなどの害虫も、予想通り、だいぶ少なくなりました。今葉が出ているものは、ほぼだいじょうぶでしょう。
ネームプレートのついている気については特に重点的に見ながらひとまわりました。よく育っています。といいつつ、2件について、立ち枯れていました。ソメイヨシノです。ソメイヨシノには環境が厳しいんですね。この分は、近くの別の桜にネームプレーをと付け替えています。すぐ近くに付け替えたので、再度来てみても、付け替えたのがわからないかも。
雑草は今のところ少なく、切った株から出てきたひこばえと、埋まっていたと思われる木の実から出ている実生が多い感じです。ササが出てきているので、一度刈ったほうが良さそうですが、まだだいじょうぶでしょう。
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伐採された切り株から、新しい芽が吹いたものをひこばえといいます。根がしっかり生きているので、成長が早いのですね。「ヤマガラの森」でもあちこちでひこばえが上がっているので、雑木が切られたところだというのがわかります。ひこばえは選定して、根の力を、2~3本に集中させると成長がよくなります。ということで、わしゃっとはえてひこばえから、成長のいいもの2~3本を残して剪定してみました。写真は、同じ株の、(選定前、選定後)×2株です。カエデの仲間と、右はコナラですね。コナラやヤマザクラはたくさん出ています。こういったひこばえと、新たに植えた苗もこれから競合してきます。成長の違いを観察していきましょう。
全部の株を選定してしまわずに、今回は6割ぐらいに留めました。残りはそのまま経過を見て、もっと伸びてから選定するもの、そのまま選定せずに伸ばすものと分けて、自然の生育のようすをみたいと思います。
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こちらの紅梅も葉がしんなりして、あやしい感じ。ちらっと見ると、うへ~いました、コマイやつが。アブラムシにしては大きめ、軍配虫というやつでしょうか、よくわかりません。ブラシでこすってつぶしたり落としたりして駆除。樹液を吸われて、枝も葉もべたべたしています。100%駆除はできていませんが、だいたいとれたので、復活してくれるといいのですが。
こういった虫は、発生の時期が決まっていて、その時期に駆除してしまえば、そのあと発生しないことも多いので、あわてて森全体に農薬、というようなことは考えない方がいいようです(もちろん、やる予定もありませんが)。1本の梅の木に大量の虫がついてやられていても、ほかの梅はまったく無傷ということも多く、だったら、ヘタに駆除するより、その木は喰わせてしまって、ほかを生き残らせるという考え方もあります。
もちろん、今回はせっかく植えた木なので、駆除が前提ですが。羽のある虫の場合、そこを駆除しても近くの木につくということもあるので、油断できません。ただ、これまでの経験からすると、虫の移動距離は意外に短く、また食べられる木も決まっているので、ねらいを定めてその木に移動することは難しいようです。今回のように樹種を混ぜていれば、近くに同じ樹種がないので、移動に失敗して生き残れない可能性が高くなります。
手作業は非効率に見えるかもしれませんが、100%木を守ることを考えるのではないなら、これでもけっこう成果を上げられます。
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ハチもやってきます。まだ小さなこぶしの苗の葉にアシナガバチかな、巣を作っています。このハチは六兼屋にもよく来ているハチなのですが、直接触らなければ、攻撃することはありません。どうしようかなと思ったのですが、木の葉に巣を作っても、重さに堪えられずに垂れてしまうだろうを思い、ようすを見ることに。真ん中と右は、毛虫、といいますが、蛾か蝶の幼虫だと思います。葉が開かずに丸まっているところは要注意。そっと開いてみると、中に毛虫がいました。これからさなぎになるのか、これからもっと葉を食い荒らすのかわらかないのですが、こういう場合は、葉を切り取って捨てておくことに。運がよければ、生き延びられるかもしれませんが、たぶん無理かな。これ以上、この木を喰われないことを優先します。
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東京大学工学部の平尾雅彦教授に会ってきました。専門は、化学システム工学ですが、環境問題も研究分野に選んでいて、里山林の生態系の研究や事業化の研究、さらに、各地の環境コンテストの審査委員など、環境分野でもいろいろな仕事をされています。
平尾さんと会えたのも不思議な縁で。4月にリアルコムで「ヤマガラの森」のプレゼンテーションをやらせてもらったのですが、その時に「大学で里山の研究をしてました。この分野は事業化は難しいという結果が出ているんですが、どう考えていますか?」と質問してくれた人がいたのですね。そのKさんとしばらくはなして僕の考えも説明したのですが、「だったら、担当教授だった人に会ってください」というので、彼の仲介で、平尾さんとの出会いが実現しました。
本郷キャンパスにある東大工学部に入ったのは、だいぶ前にトロンの坂上教授に取材したとき以来。ほとんど初めて気分。フロアには酸やアルカリのにおいがして、以下にも化学という感じ。ナノテクのポスターとか貼ってあって、でも建物は古くさいし、ここが日本の最高学府なの??
とはいえ、中身の優秀さと建物とは無関係で、平尾さんとも多彩な話をすることができました。
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ポール・ラッシュのアニメ伝記映画のDVDを買ってきました。ポール・ラッシュは、戦前に来日した米国人で、立教大教授として青年育成に努め、清里に合宿所をつくりました。その後、戦争で離日するものの、戦後戻ってきて、貧しい清里の人たちのために、さまざまな努力をしていきます。KEEP協会、清泉寮をつった人であり、日本の高冷地酪農を確立した人であり、日本にアメリカンフットボールを紹介した人でもあります。
映画のできもなかなかすばらしく、できあがったときにキープ協会で見て、けっこう感動しました。僕が「ヤマガラの森」の活動をするひとつのきっかけになった映画なので、今度、小さな上映会を六兼屋で開こうと思います。お楽しみに。
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