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2007年1月30日 (火)

プロジェクトに対するfaq(よくある質問)

Q.寄付によって植えられた木は自分のものになるのですか?

A.なりません。木はNPO法人環境リレーションズ研究所に帰属し、一定の管理基準に従って、森林として保全されます。[Present Tree in 南八ヶ岳](1万円コース))では、寄付した方のネームプレートを木につけて管理しますが、その木に対する所有権ではなく、植林の記念のプレートとお考えください。

Q.植えられた木はずっと残るのですか?

A.一部の木は10~50年後に、管理のために伐採し、木製品や薪に利用されます。その際、寄付者のプレートが付いている木については、当初のメールアドレスに一報を差し上げますが、アドレス違いなどで届かない場合は、それ以上の追跡はしませんので、ご了承ください。

Q.伐採した木から収益がでた場合は、還元してもらえるのですか?

A.木から収益が発生した場合は、以下の優先順位で利用しますので、寄付者への還元はおこないません(実際のところ、収益らしい収益がでることはないと予想されますが)。
    (1)「ヤマガラの森」の維持管理費用
    (2)「ヤマガラの森」に続くプロジェクトの運営費用
    (3)その他、環境リレーションズ研究所が展開する森林の保全の活動

Q.植林に行きたいのですが、できますか?

A.できます。寄付をいただいた方には、植林をして、自分のネームプレートをつけることができます。寄付をいただかない場合も、ボランティアとして植林活動のみに参加することができます。

Q.里山の保全活動に参加したいのですが、できますか?

A.保全活動(主に草刈りや薪割り)のイベントを開催しますので、ぜひご協力をお待ちしています。寄付をされた方も、されていない方も参加できます。保全活動の際は、同時に、自然に関する勉強会や焼き芋会などお楽しみも用意する予定です。詳細はこのウェブサイトをご覧ください。またご案内のメールもお送りしますので、こちらより環境リレーションズ研究所のメールマガジンに登録をお願いします。

Q.なぜ落葉広葉樹を植えるのですか?

A.落葉広葉樹は、通常「雑木」と総称されていて、秋になると紅葉して落ちる性質があります。落葉広葉樹の森にはいくつも特徴があります。葉が落ちることで、冬には日光が入って明るい森になり、初夏に葉が芽吹き、夏には木漏れ日の森になり、秋には美しい紅葉が見られます。四季を感じることができる森であり、日本の豊かな自然を象徴する森になります。針葉樹や常緑広葉樹の森では、四季を感じにくく、生態系の豊かさも落葉広葉樹にはかないません。

Q.木を植えなくても、放置すれば自然に戻るのではないですか?

A.森林生態系の教科書には「日本では森や空き地を放置すれば、土地本来の樹種である常緑広葉樹(ツバキやシイ、クスなどの、つやのある葉の木)の「極相林」(それ以上変化しない森林)になる」と書かれています。しかし実際の森林を観察していると、少なくとも数10年から100年程度の単位ではこのような変化は起きず、特に伐採された山は、草やササに覆われてしまい、森林にならないか、あるいは、土壌が雨で流出してはげ山になってしまう例がよく見られます。こういうはげ山を「自然」だと思うならそれもいいでしょう。しかし日本では1000年以上前から人が樹種を選びながら身近な森を管理して育ててきており、人とのかかわりの中で自然が豊かになっています。人の手が入った森のほうが、実は「日本の自然」らしいという現実があるのです。放置すれば「自然」であるという考え方は、必ずしも正しくありません。

Q.どんな管理をおこなうのですか?

A.植林後、5年ぐらいまでは、下草刈りをしっかりおこなう必要があります。苗木より雑草やササの方が成長が早いので、苗木が草に埋まって日照が得られなくなり、枯れてしまうのです。草の丈(2メートル程度)より高く苗木が生長すれば、下草にやられる心配はなくなりますが、気持ちのよい雑木林にするためには、引き続き下草を刈り、人が歩き回れるようにします。里山は人が利用するための山なので、歩き回り、森を楽しむことができる状態に管理します。また苗木が生長して混雑した場合は、地面に日照があたる程度に間伐し、明るい林の状態を維持します。林床に日陰ができるようになれば、シイタケのほだ木を置き、栽培することもできるようになります。

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