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August 2005

フランスでも国家の必修に議論

「仏の小学校で国歌必修に 歌詞が残忍・差別的と異論も」という記事が。

日本の君が代と同じ構図ですね。フランスでは一方で公的場でのイスラムを象徴する格好(チャドルなど)の着用を禁ずる法律ができたり、リベラルと保守の両方が進行しているようです。

米国でもブッシュJr.対ゴア、ブッシュJr.対ケリーの大統領選に象徴されるような、リベラルと保守の対立や、地域間の対立で、国家が分裂する、内戦になるという説も出ているほどです。

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靖国と消防士

すこし前に靖国についての書いた記事に、まきこがコメントしてくれました。コメント返しなんですが、記事として独立させます。TB先のまきこさんの記事もとてもすばらしいので、ぜひ読んでください。

死の価値についてですが、まきこさんが消防士の例を挙げているとおり、消防士や警官のことを考えるとわかりやすいように思います。

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小泉さんのイシューずらし作戦

今日は総選挙について。

今回の解散は、小泉さんが、人気のあるうちに持論の「自民党をぶっ壊す」行動に出たものだと解釈しています。各種改革も一応「手をつけた」し、いうことはある程度(それまでの主張と比べて)やっている、という意味での評価はしています。

もちろん、やっている中身に対する不満や、やった形だけ、ということも多いので、積極的に支持する気持ちにはなれませんが、少なくとも任期中何をやったのかよくわからない、ということがないだけ、ましかもしれません。

そういう意味で、今回は「ぶっこわす」口実をうまく見つけて、あっと驚く展開にして見せましたが、それも含めて、もしかしたら、昨年の参院選に勝ってから(負けなかった以降)、あるいはそれ以前から考えてきた、彼の作戦だったようにも思います。自民党はもともと寄り合い所帯で、それが強みだったわけですが、その矛盾を内包したところが気に入らなかった。同じ問題は民主党も抱えています。選挙資金や組織ではなく、政策ベースでまとまる政党政治に、という考えをもっているのではないかということです。

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Alfa147、second impression! -ワインディングロードのハンドリング-

IMGP0135 このところかたい話題が続いたので、たまにはクルマネタ。
Alfa147のその後です。

2000kmを超えて、という話を前回書いたのですが、その後、距離を重ねて、まもなく5000km。納車から3か月です。けっこう乗ってますねえ。クルマは絶好調です。

今日は、六兼屋のある山梨県北西端から、東端の道志川中流の、県境にあるキャンプ場まで行ってきました。友だちがそこのバンガローに泊まるということで、昼間、河原でBBQやるからあそぼ~と誘われたわけです。東京から来る友人と、キャンプ場で合流、子どもたちは川で泳ぐし、食ったり飲んだりの楽しいディキャンプをやってきました。

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靖国問題と政教分離

グロービスの堀さんがブログでまた靖国問題について書いています。

>首相には信教の自由が無いのだから教会・神社に行っては行けない」と言われているようなものです。キリスト教の信者が、「イエスや神様なんて関係ないから、教会に行くな」と言われたら怒りますよね。

とありますが、日本は憲法で政教分離を規定しています。

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小泉改革、破壊のあとに来るものは?

郵政民営化を巡ってついに解散。やってくれるじゃないの。
で、ネットをうろうろしていたら、興味深いコラムがふたつ。

ひとつは「新しい歴史をつくる会」=守旧派の総本山、西尾幹二のコラムで(pacolog!を読んでいただいてる方はおわかりと思いますが、僕とはまったく対極的な見解の持ち主、まあ、天敵のような感じですね)、

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靖国神社、本質的な誤解で美化されている

靖国問題と絡んで、例によって、小林よしのりが、関連作品を集めた本を緊急出版。靖国は、日本の伝統的な信仰であって、戦争の賛美じゃない、みたいなことで、アジア諸国からの反論をかわそうとしているのだけれど、ちょっと待った。

グロービスの堀さんも「日本人は死んだ人を神として祀った」というようなことが書いているけれど、そういう思想そのものが、明治期の国家体制を整えるあいだにつくられた、ねつ造、という言い方が悪ければ、「体制を支える新しい思想」である、という事実は、知られていない。

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「つくる会」歴史教科書を採択

まったく、これってどうなってるの?
あんな偏向教科書が、なぜ採択されるのか、そのメカニズムを知りたい。

────────────────────────────────────杉並区教委、中学23校に「つくる会」歴史教科書を採択

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第4回 AIRミーティング@六兼屋

NPO法人の環境リレーションズ研究所で、環境について初歩から学ぶ勉強会「AIRミーティング」をやっていることは、このブログでもときどき紹介していますが、今月は夏休みなので、僕の八ヶ岳のセカンドハウス六兼屋で開きます。詳しくは以下の通り。まだ人数に余裕があるので、希望の方は、申し込んでください。

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東京往復

8月~9月初旬は基本的に八ヶ岳で過ごしているのですが、グロービスのクラスと、何回かのMustの仕事だけは東京に行く必要があります。今日はクリティカルシンキングのクラスだったので、朝東京に向かい、18:30~21:30のクラスを終えて、食事をしてから日付が変わるころに高速に乗り、先ほど六兼屋に戻ってきました。都内での移動を含めて350kmぐらいの移動です。

東京は、今日は涼しかったようですが、それでも暑いですね、じっとり湿度が高くて、気温が低くても空気がべたべたまとわりつくし、呼吸が浅くなっちゃいます。

八ヶ岳南麓は、昼間は33度とかにもある暑さですが、よるはすーっと気温が落ちるし、じめじめしていないので、今はお肌さらさら、という感じです。エアコンなしで寝られるのは、身体の負担も少ない感じ。

クリシンのクラスの後工程のメールを受講生向けに1本流してから、寝るべし。

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燃料電池、開発は見込みはずれ。ガスエンジン式に転換

一時期注目を集めた燃料電池ですが、自動車も、家庭用定置型も、IT機器用小型機も、市場には投入されていません。やはり開発がうまくいっていないのでしょう。コスト、環境性能ともに、狙ったところまで言っていない、ということで、だったらガスをそのまま燃やしつつも総合効率を上げる方法は他にもあるよね、というのが、この記事。

燃料電池は、本質的には地下資源からつくるのではなく、風力発電やバイオガスなどからつくらないと環境性能が上がらない。でもこちらのほうがコスト面でも立地面でもまだ競争力がなく、苦戦しているということでしょう。

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靖国神社参拝問題~A級戦犯を巡って

グロービスの代表、堀さんが、ブログで、中国人の友人と「靖国神社参拝問題」について徹底的に議論した、という記事を書いていました。まだ続きの段階なので、続編が楽しみです。

で、もともと僕が、堀さんのブログにコメントしたことに対する意趣返しという部分もあるかなと思っています。

さて、今回書いてみたいのは、靖国神社問題の核心であるA級戦犯合祀問題です。まず最初に考えなければならないのは、日本の政教分離規定です。

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考えるイシュー(2):これからの夏休みの過ごし方

「先見力強化ノート」「考え方のつくり方」を読んでくれたみなさん、あるいは、読んでいなくても、関心があるみなさんへ。先見力や価値観を付けるための練習問題(2)です。

「これから」の夏休みの過ごし方

夏本番、今週、来週、あたりはお休みという人も多いと思います。休暇の長さも、以前と比べればずいぶん長くなって、9連休がとれる人も多いかもしれません。短い方は、怒っちゃうかもしれませんね、すいませんm(_ _)m。 「先見力」の観点では、「これからの日本人の休暇の過ごし方は、どんな変化が起きてくるか」というイシューになるでしょうか。 「考え方(価値観)」では、「休暇について、どんな価値を見いだすのがよいか」というイシューになるかもしれません。 それぞれ、自分なりのイシューを設定してから、考えたことをコメントで書き込んでみてください。

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軸をもって情報をとる

シュウさんが、コメントで「歴史軸、世界軸、未来の萌芽、先を見る人の意見という枠組みで考えるということ、とても参考になりました。そこで改めて思ったのは、ファクトをしっかり集められる力が必要だなということです。」と書いてくれたのですが、その点についてもう少し詳しく。

確かに情報をとる力は重要なのですが、本当に必要な情報をスピーディにとるためには、自分の側に今ほしい情報について、視点というか、切り口というか、イシューをもっておくことがとても重要です。というより、イシュー(問題意識)をもっていないと、情報はいったん自分に入っても素通りしてしまい、使いこなせないのです。

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読者のみなさんへ

「考え方のつくり方」「先見力強化ノート」の読者のみなさん、こんにちは。

読んでいただいての感想もおまちしています。こちらにコメントして書いてもらってもよいし、僕あて直メールでもかまいません。

いろいろ思うとこともあると思いますので、ぜひ聞かせてください。

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