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「考え方のつくり方」ついに店頭に

kangaekata考え方のつくり方
渡辺 パコ 著
大和書房刊 四六判並製 200頁 定価1470円(本体1400円)
ISBN4-479-79128-0
ベストセラー『論理力を鍛えるトレーニングブック』の著者が教える、考え方のヒント。考え方をつくるプロセスを、わかりやすく解説。

というわけで、1年半ぶりの新刊書が出ました、といってもまだ書店向けの見本状態で、書店に並ぶのは来週後半頃(22日とか)になると思います。執筆開始から1年半、ついに日の目を見た力作!!ですので、書店で見かけたらぜひ手にとってください。

読んだ方、コメントにひとこと感想をお願いします。右のカテゴリ「先見力・価値観」をクリックすると、考えるテーマが出てくるので、練習もかねてトライしてみてください。

この本は、自分なりのものの見方、考え方をつくっていくための方法論について書きました。

変化の激しい時代の中で、かつての価値観が通用しない場面が多くなってきました。親や先輩、先生が教えてくれたやり方や価値観ではうまくいかないことが多くなり、今にあったやり方を自分で見つけ、それに従って行動することが必要な時代です。「自己責任の時代」のなかで、自分の考えに自信を持ち、それに基づいて行動することが求められているのですが、では自分なりの考えというのはどうやったら持てるのでしょうか? この本では、僕自身が自分の考えをつくる時に使っている方法を抽出し、整理して、多くの人が応用できるように構成して提示しています。

この本で提案している方法とは、今直面しているイシュー(問題/テーマ)について、対立するふたつの考えを想定し、そのふたつの意見が分かれる「分岐点」を探しながら、自分の考えをクリアにする方法です。

一般的に価値判断が難しいイシューとは、対立する意見があり、結論を決めかねたり、自分と反対の意見が存在すること自体「信じられない」と感じられたりすることがふつうです。そのような中で「自分の考え(判断)に自信を持つ」とは、どちらか一方の立場に立ち、他方の立場との違いを明確にすることを意味します。
つまり、自分の立場だけを主張するのではなく、対立する立場も理解し、違いをはっきりさせることが、自分の考えを明確にすることなのです。

この本では、前半の理論編では自分の考えをもつための方法論について説明し、後半の実践編ではいくつかのイシューについて具体的に対立する考えのとらえ方や分岐点の探し方を提示して、ひとつの結論に至る道を例示しています。

困難なイシューが多い今の時代の中で、自分の考えをしっかり持てる人になるために、本書があなたの考え方をパワーアップしてくれます。

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