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Erロハスセミナーに行ってきました

Er主催で始まったLOHASセミナー。LOHASクラブの國田かおるさんを迎えて、月1回、毎回アルファベットの頭文字からキーワードを発見して、LOHASの意味をツタようという試みです。昨日は第1回ということで、A。8月17日に予定されている第2回はBで、Zまでやる!という意気込みです。

講師の國田さんは若くて元気のいい女性で、これまでは坂本龍一さんがリードして関係もあって、LOHASは「都会的でセレブっぽいおとなのたしなみ」といったイメージがあったりするのですが、國田さんが語るとHanakoっぽくもあるので、そういうイメージの振れ幅は大事です。

内容的には、Aということで、「Alternative」をフィーチャー、今までと違う生き方を探すという点では、レスターブラウンの「PlanB」を思わせます。

自分でもうひとつの生き方を見つけ、選び、その結果に責任ともつというメッセージは知恵市場のQOL(Quality of life)と同じで、LOHASってQOLとイコールだったのかしらん、という感じ。まあ最初に1文字はLifestylesですから、QOLにつながるのでしょう。

バルネラビリティ(傷つきやすさ)とか、Alternetive Moneyということで地域通貨の話などにも話が飛んで、ロハス的なものっていろいろなのね、という印象。

全体的に、LOHASとは何か、基本的な考え方とヒントがもらえる楽しい会です。興味のある人は、ぜひ次回以降、来てください。

■関連サイト

ローハスクラブ
ロハスワールド


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Comments

パコさんこんばんは。なつかしの「ライフデザインワークショップ」に参加させていただいたくぼっちです。

今回はLOHASに反応してコメントです。
LOHASに限らず、舶来のコトバが日本に入って来た当初というのは、よく理解できないもんですねぇ。私は、この概念が立ち上がって来て、やがて流行になり、常識になって、そして古典になって行くまでの流れに興味があります。特に初期の段階で、「これがLOHASだ」「いや、アメリカではLOHASとは...」「いやいやここは日本なんだから日本的LOHASがいい」「LOHASなんてQOLと同じじゃないか」とか、こんな風に混乱を極めて行く様、そして新しいヤワラカな概念が常識として合意されて行くまでのスピード、そして概念をうまく共有するための条件なんかが面白い。

古くは1995年にインターネットが日本に入ってきた頃、パソコン通信のヘビーユーザーがインターネットにアレルギー反応を起こして大攻撃しました。またblogがはやり始めた2003年にも、東大のナントカ研究室がxoopsでblogを書いていたら、BBSがネットコミュニケーションの王道だと思っていたネットワーカーに攻撃された。ちなみに当時の日記によると、2003/1/20に「ブログ」でgoogle検索した場合のヒット数は、たった1590件でした。iPodなんかもそうですね。海の向こうでiPodなるものが流行っていて、アメリカ人が熱狂しとる。わが日本が誇るMDウォークマンと何が違うんだ?って空気があった。

でも、インターネットも、blogも、iPodも、攻撃するのは見当違いだった。みんなが使い始めて、便利だなーって体感したら、理屈抜きにアッと言う間に「インターネット」「blog」「iPod」は常識になった。つまり、新しい概念を常識レベルに引き上げてしまう一番の方法は、目の前に見せてしまうことなんじゃないでしょうか。パコさんが実験しているデュアルライフも、LOHASも、「これがQOLを高める生活です。ね、気持ちいいでしょ?」とか、「LOHASって、WASPの暇つぶしじゃないんです。みんなが楽しめることですよ。」とか、目の前に見せてしまえば、そしてその実物を見て、感じて、これなら自分にも出来るって体感した人が臨界点を超えたら、あっというまに常識になるんじゃないかなぁ。

私はというと、QOLを高める生き方を熱望しながら、思うようにならない人生と泣きながら格闘する毎日で、なかなか「QOLってこれだよなぁ」というレベルにまで至りません。豊かな人生を送りたいですね、みんながそう思っている。パコさんの近くにいれば、それに近づける気がしています。だからネットストーカーなんですよ、ひひひ(w)。

Posted by: くぼっち | July 23, 2005 23:53

ごぶさたです、ストーカー、ありがとうございます(^-^)。

確かに、ある種、熱病のような盛り上がりというのが世の中を動かすというのはよくあることですね。

LOHASもそういう感じになってきたし、僕自身も、LOHAS的ないい加減さは好きなので、それはそれでなかなかよいと思っています。

言葉がへんに消費されて終わり、ということにならないといいなあと思っています。

Posted by: paco | July 24, 2005 02:56

あ、パコさん。夜遅くにレスをいただき、恐縮やら光栄やらです。

言葉の消費って、新しい概念が流行りつつあるとき、いつも起こるんですよね。
かつてスローライフやスローフードって流行ったじゃないですか。
あの頃、どの企業も自社ややってることや売っている商品は、スローだって宣伝
してました。言葉が氾濫して、概念が拡散して、そしてスローという言葉がインフレ
を起こして価値を落としてしまった。そしたら今度はLOHASに飛びついた。

言葉の消費で終わらせない方法ですか。。ファッションで言うと、モードとして
スタートしたものが、スタイルへと大衆化し、ついにクラシックにまでなる、
というのが流行のライフサイクルですよね。スタイルとして定着するためには、
一時的にしろ爆発的な流行(バブル)が必要です。でもなぁ、環境報告書は
バブルを通り過ぎたからすでにスタイルになりつつありますが、中身を伴っているのか、
それで社会が変わったのかって言われたら、首をひねりますよね。
「中身が伴わないとダメだ!」と考えるのか、「いや、そうした小さな変化を
積み重ねてゆくんだ」って考えるのか、「考え方のつくり方」を読みながら考えます(w)。

閑話休題。私は流行りそうな概念が出始めたら、いつもgoogleで検索して統計を
取っていますが、ブームを仕掛けるところはいつも同じだったりして、けっこう
面白いですよ。

Posted by: くぼっち | July 24, 2005 10:05

くぼっちさん、どうも(^-^)

「スタイルへと大衆化し、ついにクラシックにまでなる」というのは、定見ですね。日常生活にまで根を下ろす、LOHASって古くね~と聞かれても、でもこれってやっぱLOHASじゃん、といるような感じですね。

どうなっていくか、注目、というところですね。

Posted by: paco | July 25, 2005 01:08

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Tracked on July 21, 2005 11:27

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