環境ダイナマイト「バイオマスセミナー」盛況でした

昨日、日曜日に、「環境ダイナマイト」が主宰するバイオマスセミナーの講師をやってきました。日程のツメがスムーズに行かず、正式アナウンスがぎりぎりになってしまったために、申込が少ないかもと心配もされましたが、当日になってみると30人を超える、ほぼ満室状態で、グロービスのいつものクラス以上に活発でした。

来ていただいた方のプロフィールや話の様子から見ると、環境に興味はあるが、ビジネスでなにができるのかはまだよくわからない、というひとが中心で、企業で環境関係の仕事にアサインされたが、まだよくわかっていない、自信がないという人もいました。1～2割、何かしらの分野で環境活動をやってきたという専門家の方が含まれていましたが、その人なりに得るものがあったのではないかと思います。数回グループディスカッションを行ったのですが、その中で、よくわからない人の素朴な意見を聞くというのは、専門家だと思っているひとにとってはとても重要な機会です。環境ビジネスはまだまだ一般的ではなく、この分野で仕事をしようというひとは、必ず周囲から素朴な疑問を投げかけられます。それに対して自信を持って答え、相手を納得させられないと、自分でも自信が持てないのです。

今回は入門のためのセミナーという位置づけだったので、カーボンニュートラルの概念や、環境問題を解決することの目的（地球を救うのではなく、人間の文明を救う）、森を管理することはいいことなのか？といった基本的なイシューをしっかり考えました。

今回はバイオマスビジネスの入門という位置づけのオープンセミナーで、このあと6～7月にかけて、具体的なビジネスプランの立案をめざしたワークショップを行います。途中参加もOKですので、興味のある方は是非いらしてください。

詳しくは「環境ダイナマイト」まで。