環境リレーションズ研究所の定例勉強会、開催
昨日、5月11日に、環境リレーションズ研究所(Er)のボランティアメンバー、10名ほどが集まって、勉強会を開きました。少人数でしたが大学生から植林の専門家まで多彩なメンバーが集まり、環境問題とその解決策を自由に議論するという趣旨で、専門性は持ちながらも、基本的には環境問題初心者の疑問に答えていくことを目的としています。
僕が主宰する第1回目だったのですが、ネタとして、僕が取りためている環境関係のビデオの中から、1テーマをピックアップしてみなで見た上で、それをネタに質疑をしたり、情報交換をして、メンバー相互の理解を深めたり、Erとしての共通理解をつくっていく、というのが目的です。
今回は僕が推薦した上で、シベリアの永久凍土の崩壊をレポートした「宇宙船地球号」を見た上で、意見交換。シベリアで何が起こっていること(温暖化の影響や環境破壊が予想以上に進んでいること)を確認した上で、シベリアの木材が、中国の旺盛な需要を満たすために貿易の対象になっていること、日本にも大量のシベリア材が輸入されていること、にもかかわらず、日本にはアカマツ・カラマツが使われずに大量に放置されていることなどを学びました。その上で、日本の取り組みとして、長野県根羽村の取り組みを紹介した「地球大好き環境新時代」を見て、可能性があることを確認。やるべきことはあるね、という共通理解を得て、散会しました。19:00~21:30。
こんな感じで月1回程度開催していく予定です。ErはNPO法人ですから、公益性重視、ということで、いろいろな方の参加を歓迎します。参加無料です。
次回の告知もこのブログと、水族館文庫MailNewsなどで行う予定です。興味のある方はぜひいらしてください。
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