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Alfa147、first impression! -1- 「慣らし」

アルファ147、木曜日に納車になって、5日立ちました。もちろん、毎日乗ってます。impressionを載せなくちゃと思いつつ、あれこれやっているうちに5日もたつことにびっくり。ランダムに書こうと思いつつ、やっぱりピラミッド型に書きたくなってしまうのが問題だったりして。

今日現在で、走行距離は400kmを超え、明日六兼屋から東京に戻るので、550kmぐらいになるというところです。慣らし期間中ですが、1000kmで終える予定。「慣らしはやった方がいいですよ」とディーラーも先輩アルファユーザもいうわけですが、じゃあ、どのぐらいやる?というと、昔から3000kmとかいうわけです。でも、今はエンジンなど機械の工作精度が昔、たとえば20年前を比べて飛躍的に上がっているはずで、だとしたら3000kmはいらんだろうと。クルマの慣らしもあるけれど、どちらかというと人間の慣らしのほうが重要で、クルマの挙動になれるまでは無理をしないという意味合いで考えています。で、CG誌のスピード慣らしが1000kmなので、これに習うことにしています。

300kmまで3000回転、500kmまで3500、600kmまで4500、700kmまで5000、800kmまで5500、900kmまで6000、1000kmまで6500という感じで、じょじょに上限をあげつつ、1000kmでオイルとエレメント交換、点検。あとは前回解禁ということにしたいと思います。まあ、目安ですが、けっこう正確に守っているのだ。

で、最初300kmがきつかった~。何といってもアルファのエンジンなので、とにかく回りたがる。アクセルをなでるように踏んでもあっという間に3000を超えてしまうし、かといってあまり低回転でハイギアで無理をさせたくないし、こっちはセレスピードの操作にも慣れていないし。

最初に困ったのは、cityモードをすぐ解除してしまうこと。cityモードスイッチを押しておくと、ふつうのATのように自動でシフトアップ&ダウンしてくれるのだけれど、お任せにしておくと2速で3000を超えそうになるので、パドルをクリックしてしまう。でもこれでcityモードが解除になってしまい、それに気づかずに3速のまま走っていたり(3速3000回転は70km/hぐらいなので、まあレブカウンターさえ見ていれば、問題はないのだけれど)、やっぱり4速にアップしたいところのに、でもそれを忘れて、気分的にあわてたり。

じゃあ、シティモードをやめてシフトアップしようとすると、今度はパドルが「ない!」と焦るハメに。特に信号待ちのあと右左折というタイミングで、1→2速にアップするタイミングはまだ交差点内、ステアリングは切ってある状態です。僕はすぐにステアリングを持ち変えるタイプなので、この状態でパドルをつかもうとしても、そこにパドルはなし。手のほうをパドルの位置に持っていこうとするとシフトダウンをつかんでしまったり(今は1速なので何もおきずにあれれ?となったり)。じゃあということでフロアから突き出たシフトノブを使おうと思うと、1→2速でノブを手間に引いてしまう。これはマニュアルの時の癖。セレスピードは手間に引くと1段落ちるという動作なので、これも何も起こらず、あれれ? 3→4速も思わず引いてしまい、今度はシフトダウンしてしまって、上限を超えてレブカウンターが駆け上ってしまったり。あらら~。が2回ほどありました。

セレスピードはシフトダウンはうまいのに、アップはいまいち、という評判で、確かに動作を見ていると、下のギアで引っ張ってから、上のギアでつながるまでのあいだに、エンジン回転を落としすぎる設定になっているよう。マニュアルのうまいドライバーはクラッチを切ってアクセルを戻し、回転が落ちてくるタイミングで上のギアに入れてクラッチを切り、回転ぴったりでつなぐわけですが、セレスピードの場合、回転落ちに間に合っていない印象。といっても実際にはアクセル開度は電子的に制御しているので、機械が遅いのではなく、自動クラッチがつながるタイミングで回転をあげておくセッティングになっていない制御プログラムの問題。シフトダウンはうまいので、シフトアップの制御は手を抜いたのか?? で、セレスピード乗りはシフトアップのタイミングでアクセルをかなり戻してやると、シフトがつながってからがくんとスピードが落ちる動きが少なくなり、運転が「うまく」なる、というわけ。このこつをつかむのが意外に難しく、最初はこれの練習からはじまるという感じ。まあ都内を50kmも走れば慣れてきます。難しいのは1→2速なので、ここだけちょっと神経を使うところ。

でもこういう「運転のうまいへたがわかる」機械というのは、今はあまりなくなってしまったので、それ自体がちょっとうれしかったりして。自分はうまくできる、というのは、クルマを運転する楽しみのひとつだったのだよね、昔から。

というわけで、最近は1→2速は主にフロアシフトで、というパターンになっていますが、フロアのシフトノブとパドルとの使い分けがまたけっこう難しく、こちらはまだ慣れてない感じ。という話はまた次回。


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