アルファロメオ、さらに続く

例によって、次期リゾートエクスプレスの選定ですが、楽しく難航しています。とはいえ、だんだんしぼられてきました。

金曜日に、前から気になっていたアルファ156セダンの新古車340万円というのに試乗してきました。赤ボディ、内装ベージュのレザーシート、という希望の組み合わせで、2004年12月に登楼した新古車、走行距離は1000キロをちょっと超えているので、デモ用に使っていたクルマでしょう。

次の車検まで2年半残っているし、状態は新車に近く、価格は、420万円→340万円ということで、けっこうおいしい選択です。今回は上限350万ぐらいにしようかなと思っているので、新車の156はやはり予算オーバーなのです。カネがない～というもありますが、そんなにクルマにばかりかけたくないというのもあるので、無理をして新車の156を買うこともない、でもこの新古車なら射程圏、ということで、けっこうそそられました。

クルマそのものは、新古車にしてはちょっと汚れがあったりして、新しいけど新車感は今ひとつ。デモクルマとしてはまったく問題がなく、いい感じです。よく走るし、繰り返し乗って、アルファ感にも慣れてきたので、だんだんおもしろみがわかってきました。

やっぱりアルファのエンジンはおもしろい、よく回りたがり、気がつくと4000、5000という感じ。昔のアルファ乗りに聞くと、下にトルクがないといってましたが、今はそんなことはありません。上の方が気持ちがいいものの、5速2000回転も十分受け付ける。僕のノーマルゴルフだと、3000回転以上は回したくならないのですが、アルファはやっぱり前のめり感があって、そこが気持ちいい。ゴルフは、ゆった入り落ち着いて乗れよとクルマが行ってくる感じです。というか、そういう違いがわかるようになってきました。

試乗コースが環八なので、ハンドリングはあまり試せないのですが、それでも素直な回頭性は感じられ、ちょっとうれしい感じ。ただ、この程度の試乗では、それほど感動的というほどでもありません。

で、これはけっこういいかも、と思って試乗を終わり、店内を見ていると、bibiが「こっちもいいね」といって見つけたのが、147のマイナーチェンジ前のモデルで、リニアロッサというボディ黒、赤レザーシート、という仕様。主に見てくれの違いの特別仕様車ですが、17インチの45タイヤを装備しています、出、こちらも急遽試乗させてもらうことに。こちらも新古車なんですが、3月登録、走行距離30キロのまっさらな新車、シートにもビニールがかかっています。

「新車なんで、ならし中です、回しすぎないように」と営業さんに釘を刺されて、環八に乗り出す。やはり「アルファね～」という感じは変わりはなく、ふむふむ。3000回転以下に自主規制していたのだけれど、これがかなりのストレス!　回りたがるエンジンというのを改めて実感してしまった。それと、156と比べての軽快感がやはり気持ちよく、156の大人な感じもいいのだけれど、147のほっとハッチっぽい、でも子どもっぽくない味付けはぐぐっと魅力。

しかしノーマルより太い45プロファイルのタイヤはやはりオーバーリッチで、乗り心地もハンドリングもスポイルしている感じ。これはいかん。やっぱりノーマルの16インチ55プロファイルがマッチングがいいでしょう。このあたりも事前の評価通り。

ということで、試乗を終わって、やはり147リネアロッサはパス、当初の通り、ボディ赤＋ベージュ内装はゆずらないと言うことに。「夜高速で移動するときに、
暗っぽい色の内装だと沈んだ気分でいや」ということでした。運転しているときがつかないんだけど、確かにそうかも。

となると、156の上記の新古車か、147のマイナーチェンジ後の赤＋ベージュが入荷するのを待つか。147はまだこのカラーの入庫予定がなく、たぶん6月のゴルフの車検を過ぎてしまうので、となると、車検を取ってあとしばらく乗ってから買い換えかなあ、とちょっと残念。でも156より147のほうがやっぱりよさそう。

よくよく繰り返し見ていると、156より147の方があくの強いデザインで、最近のBMWが取っている彫刻っぽいデザインにも共通項を感じさせるちょっとえぐみのあるデザインです。156は、今比べてみると、素直なライン、特にサイドウォールが素直なカーブで、美しいのだけれど、インパクトに欠ける。ここはフェイスリフトを受けた新147がいい!という気持ちになってきました。

ということで、今日現在は、new147の赤＋ベージュの入荷をまとうかなと思っています。6月の車検までに入荷するならゲット、無理なら、ゴルフの車検をとってから、改めて購入のタイミングを考えようかな。

う～ん、まだわからん。