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グロービス社長、堀さんのメッセージから

グロービスの社長、堀さんが、「中国と韓国の友達へ。Dear Friends in Korea and China」と題するメッセージを日本語と英語で発信していました。


で、僕は以下のコメントを残してきたのだけれど、この問題、先送りせず、考えていかなければならない問題です。

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堀さんが政治的なことに発言を始めているのを見て、ちょっとうれしく思っています。それと、アジアとの関係について、キチンと考えていくことは賛成で、その話も含めた本をまもなく6月ぐらいには上梓する予定です。南京虐殺をどうみるかなどについても書いています。

堀さんのX軸、Y軸の話は、まさにその本に書いていることで、僕は縦軸(時間軸)、横軸(世界の軸)を持つことと本で書きました。
これからの経営者は、過去200年ぐらいの近代史にはかなり明るくなっている必要があると思っています。グロービスでも歴史や地理(地誌)、環境など、ビジネスの支えになる知識や考え方をクラスとして提供するといいと思います。

ただし、一言言わせてもらうと「どこまで謝罪すればいいのか?」という問いは、うまくないでしょう。中国、韓国が問題にしていることは以前からかなり明確です。歴史教科書問題、靖国参拝問題、従軍慰安婦問題、南京虐殺問題など。それらに対する日本政府と日本の世論の反応は鈍く、彼らをいらだたせています。堀さんや僕が、それに対してどう答えるのか、そこをきちんと表現することが必要ではないでしょうか。

重要なことは、彼らとよき隣人、よき友人であり続けることです。その視点に立って、何を語るべきなのか、ボールは僕らが握っているという自覚の問題なのではないかと思います。

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