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幼い子をもつ母、都市部ほど就業難しい

ちょっとおもしろいデータだったので、掲載してみます。

大都市部は幼い子を持つ女性が働くには厳しい、というのは僕自身の実感値と一致しています。記事の通り、保育所不足と通勤時間が決め手になっているのでしょうが、同時に親の支援が受けにくい(親の近くに住もうとしてもコストが高くつく可能性がある)というもありそう。父親の平均的な労働時間が長すぎるというもあるでしょう。

ではなぜ女性たちが大都市で仕事をしたがるのかというと、やはりやりがいというか、社会的に認められ、最先端にいるという実感が湧く仕事をしていたいという多いがあるからでしょう。20~30代の女性たちの、上昇志向にはときどきものすごく驚かされます。セレブになりたいという思いを持つ女性、男性も含めて、誰より上に上りたいと思っている女性にもしばしば出合うのですが、男性にはあまりこういうことを言う人が多くなく、やはり志向が大きく変わっているのだなあと思うのですね。

社会で役立つという意味合いが、非常に限定的にしかとらえられていないという点にも問題がありそう。たしかにかつてのお茶くみコピー取りというのは論外としても、ふつうの仕事、上昇志向にマッチしない仕事でも、きちんと社会に役立っているものがあるという理解がもう少し広まってもいいような気がします。


★幼い子をもつ母、都市部ほど就業難しく 女性労働白書
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2005年03月28日20時38分
http://www.asahi.com/life/update/0328/006.html
 政令指定市や東京23区など都市部ほど、幼い子どものいる世帯で母親が働いている割合が低いことが28日発表された厚生労働省の04年版「働く女性の実情」(女性労働白書)で明らかになった。同省は「保育所不足や通勤時間の長さが影響し、仕事と育児の両立が難しいのでは」とみている。

 02年の総務省の就業構造基本調査をもとに分析した。それによると、末っ子が6歳未満の核家族世帯で妻が働いている割合の全国平均は33.7%。これを上回ったのは指定市では広島市(34.2%)のみだった。横浜市25.5%、川崎市20%、千葉市17.1%と東京周辺の都市部が特に低く、札幌市も22.5%、大阪市は31.1%、東京23区は33%だった。

 25~54歳の女性で、働く意欲があって実際に働けている人の割合の全国平均は77%。東京23区は78.2%だったが、指定市はすべてが平均を下回った。一方、都道府県別で最も高かったのは福井県の84%。白書は、指定市と東京23区が福井並みに上がった場合、75万人の労働力が新たに確保される、と試算している。


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