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「ハウルの動く城」見てきました


ハウル、見てきました。
おもしろかった(^_^)。これは第一級のエンターテイメントです。

封切りが去年の秋だから、評も出そろっている感じですが、たしかにストーリーに今ひとつ整合性がないとか、強引な展開だとか、そういう評はあたっているけれど、要するにlove & peaceなんだ。という意味ではとってもわかりやすい。で、そこで何がloveなんだ、というと、主人公のソフィーとハウルの恋も、あんまり恋に見えなかったりするし、なんでソフィーはいろんなへんなやつに愛することができるの?という疑問はあるものの、まあそれも愚問でしょう。人間は愛する存在なんです。

「ハウル」の魅力は、登場人物のキャラクターが徹底的に際だっていることで、その際だち加減はアニメでしか表現できないもの。実写ではあれだけのキャラは出せないでしょう。そして圧倒的に美しい映像。これも実写では出せない、存在しない世界が描かれます。そして見るものを裏切らないすっきりしたエピソード。全体の整合性が今ひとつでも、ここの粒立ちが美しい。

ジブリの作品は、込められたメッセージのクリアさが魅力で、それは「千と千尋」や「ぽんぽこ」などに代表されているわけだけれど、これらの作品ではメッセージをストーリーで伝えようとしている分、頭でっかちになった印象がありました。「ハウル」では、アタマを小さくし、五感をとぎすますために、あえてストーリーを追わなかったという印象があります。という評は、好意的に過ぎるのかもしれませんが、作り手の立場で見ても「千と千尋」的なストーリーをこれ以上追うのは苦しそうだなあと思っていたので、ジブリの一連の流れの中でも納得感がありました。ハリーポッターやダレン・シャンなんかのファンタジーや魔法ブームに対するジブリなりの回答、ということでもおもしろい。

それにしても、宮崎駿はオタクだなあ、メカの描写が本当にかっこいい。

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