映画「バティニョールおじさん」
ぜんぜん違うものを想像して見始めたのだけれど、中身はレジスタンス時代のフランス。「トリュフォーの思春期」と同じ文脈の映画。ナチスドイツの占領下、フランス人のアイデンティティが喪失の危機にある中、ユダヤ人少年に「密告者」と誤解されたバティニョールおじさんは、名誉を守るために、少年をスイスに亡命させる危険な決意をする。という深刻な話なのだけれど、救いがあるのは、バティニョーロおじさんがなんともひょうひょうと、でも一生懸命行動していること。深刻さの中の軽やかさとユーモアが、フランス人のマインドそのものなんだろうな。僕はこういうマインドをなぜかとっても好きなのだった。
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