プロジェクタを買いました
小さな勉強会などで必要なことが増えてきたのと、それ以外の時にはホームシアターに使えるかなと期待して、プロジェクタを買いました。
PlusVision U5-111。
コミコミで12万を切る価格で、この性能なら、十分以上の高性能機種といえそう。プロジェクタはまだ発展途上だと思っているので、なるべく安い機種で、性能がぎりぎりよさそうな、というあたりをねらった買い物だった。
今日届いて、いろいろ見てみたんだけど、全体に明るいし、よい印象。動画も写真もきれいだけど、なぜかパワーポイントの色がぜんぜん違う色になる。水色が白になるし、オレンジがみどりになるし、黄色もみどりになるという感じで、全体に黄色が出ていないのだよね。RGBでいうと、RedとGreenの掛け合わせになると思うんだけど、これがいまいち。たぶん光量が上がりすぎて、色がなくなってしまうんだろうな。パワーポイントの色があまりに違うので、びっくりして写真とか動画を見ると、わりと自然。う~ん。
まあ、パワポの色にはこだわりがないので、どうでもいいんだけど。学校の教室で使っているようなビジネス用のプロジェクタでもパワポの色はかなり違う色になるから、まあこれはプロジェクタの限界のひとつなんだろうな。
1600ルーメンでかなり明るいので、パワポの表示なら昼間の明るい部屋でも80インチぐらいまでなら問題なし。いつも使う20人ぐらいの教室にはちょうどいい感じかな。
欠点は、ちょっとうるさいのと、PCからの入力解像度がSXGAまでであること、それとズームがない点、焦点距離が少し長めなところ。
うるさいのは、ecoモードにすればかなり改善するけれど、やや暗くなるので、微妙。といってもちょっと前のパソコンぐらいのファンの音だから、それほど気になるというわけじゃない、納得できる範囲。
解像度は、ふだん通常PCで使っているSXGA(1280×1024)に対応していないのがちょっと面倒で、XGA(1024×768)までしか受け付けない。PCモニターで解像度を落としてからモニタからつなぎ変えないといけないのがめんどうな点だけど、これはこのクラスのプロジェクタはでは一部の機種以外はやむを得ないところ。
レンズにズームがないので、投影のサイズを変えるにはプロジェクタの位置を変えるしかない。それと焦点距離が長めなので、引きが足りないと大きな画像にならない。光源が明るいので、引いても暗くて見にくいということはないのはいいのだけれど、みんなで映画を見るようなときはプロジェクタを挟んで座らないといけないし、プロジェクタより前に体が出るので、画面に足の影が映ったりしがち。短焦点レンズの機種を見る人より前に置くのが理想だけれど、部屋も狭いからしょうがない。
というあたりを考えると、プラスなら
ふたつ上のU5-232ならかなり問題解決できそう。まあ値段が倍になるから、そのあたりを考慮すると、これでいいや、という感じ。
ということで、全体にValue for Moneyが高くて、そこそこ満足度がある機種という感じかな。以前の値段と比べたら、十分な性能だし、20人ぐらいまでの小教室でパワーポイントでただプレゼンをするなら十分以上。うちで映画ならセッティングを工夫して、暗くなってから見れば、不満はない、というのがファーストインプレッション。
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