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February 06, 2007

K100DとLumix FZ7

Imgp3119これまで使ってきたのは、PanasonicのLUMIX FZ7で、比べるとこんなにサイズが違うんですよね。重さもレンズ込みで考えると、半分以下。でも画素数は600万画素で同じだし、FZ7のズームは35-420mm(35ミリフィルムカメラ換算)で、今回買ったレンズ2本文に近い幅広い画角をカバーします。その意味では、FZ7はなかなか良くできたカメラだし、このカメラの前の機種のFZ10を長く使ってきたので、これはいいよな~と思いながら買ったのですね。レンズは、あこがれのライカだし。去年の6月に北海道に行くタイミングで買って、というのも使っていたFZ10が壊れてしまったからなんですが、まだ半年。今回のK100Dは正直迷いました。が、やっぱり買ってしまった(^^;)。

一番大きいのは、FZ7の絵づくりの機能に限界を感じたというか、飽きたというか、これで十分と思ってはきたものの、もうちょっとほしくなったと言うことだと思います。僕はもともと中学から大学まで写真部で、ずっとアマチュア写真家として作品をとっていました。当時はアマチュアはみなモノクロ写真を撮って自分で現像して作品にしたので、手作りです。

大学を出て、作業をする暗室を失ってしまったので(ずっと部室の暗室を使ってきたし)、写真からは遠ざかり気味で、仕事や家族のことが忙しくなってきて、じゃあめんどうだからとデジタルに変えて10年近く。その間、記録としての写真はデジタルで十分だったのですが、デジタルカメラの進歩とともに少しずつ作品らしいものがとれるようになり、とりたくなってきたのがここ数年。デジイチ(デジタル一眼)も性能が少しずつ良くなってきたのですが、まだまだ高く、画質も、そのわりには良くないという状況が続いてきました。

それが、ふと気がつけば、値段もかなりこなれて、待ちに待った手ぶれ補正もつくデジイチが出ているではありませんか。折しも冬、野鳥がやってくるシーズンで、野鳥は動きが速いので、動作スピードに難アリのFZ7ではいらつくばかり。そこに、PENTAXがけっこう値頃の手ぶれ補正機を出しているんだよ~というメールをデジ屋さんからもらってしまい、チェックしていなかったデジイチに関心を持ってしまったわけです。

数日かけて各社のデジイチをチェック、10万円いないぐらいでワンセットそろうかな、というあたりを条件に見ていたら、この機種に出会ってしまった、という感じ。

FZ7との最大の違いは、動作速度、そしてファインダーの見やすさ。FZ7のファインダーは、液晶を覗く形で、やはり見にくいし、大きさ自体が小さいからじっくり絵づくりをするには物足りない。ピントもマニュアルで合わせられるのですが、ファンファインダーが見にくいので、合っているかどうかがわからないこともあるし、動きの速い鳥に合わせてピントを動かすのは無理。もちろん、オートフォーカスはついてこないので、ピントがあった時には鳥さんはいなくなってるしね。

デジイチではピントが速いからオートフォーカスでもけっこういけるし、ファインダーでピントが合わせやすいから、来るのを待って素早くピントを確認してシャッターという、カメラらしい撮影ができます。これが気持ちがいい。

実際にとって見ると……という話は、またぼちぼちしていきます。

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